南部鉄器で焼くと肉ふっくら 盛岡の焼き肉店が鉄板導入

新たに導入した南部鉄器製の鉄板をPRする従業員。肉がふっくらと焼ける
 盛岡市盛岡駅前通の厳商事(厳彬哲(ひょうてつ)社長)は27日、運営する焼き肉店「盛楼閣」に南部鉄器製の鉄板を導入した。高品質の焼き肉と伝統工芸品を組み合わせ、国内外に岩手の魅力を発信する。

 店内33卓全てに導入し、奥州市水沢の及源鋳造に300枚を特注した。従来品よりも1ミリ厚い8ミリで、熱が伝わりやすいように溝を彫った。表面には「南部鉄器」の刻印を入れ、工芸品の価値をPRしている。

 高い蓄熱性と温度にむらができにくい特性がある。鉄器表面の細かい凹凸に脂が染み込むことで、肉が焦げ付きにくく、ふっくらとした焼き上がりになる。岩手らしいおもてなしを検討する中で南部鉄器の使用が実現した。

 2019年は同店に約23万人が訪れ、海外客も増えているという。同社の斉藤未来(みらい)取締役部長(37)は「肉の味を引き出すため、鉄板の厚さなどを試行錯誤した。お客さまの満足度を高め、岩手の物の良さを伝えたい」と話す。

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