
一関市千厩町の「せんまやひなまつり」が来月11日開幕する。準備が追い込みの22日、地元の作業場に女性6人が集まり、愛らしいひな飾りの製作に励んだ。
使わなくなった着物や布団をほどき、丁寧な手作業で干支(えと)のネズミやバラに仕立てた。夏前から作りためてきたネズミは約300体に上り、五輪マークや聖火など多彩に取りそろえる。開催は3月3日まで。
2008年から続く行事で、当初は自宅に眠るひな人形を活用しようと数軒から始まった。保育園の統廃合や震災後の沿岸部で使われない人形が徐々に集まり、今では50以上の商店が参加する規模となった。
実行委員長の昆野洋子さん(77)は「伝統を大切にしながら、新しい要素を盛り込もうと挑戦している。思い出の詰まる人形とおもてなしの心で、温かく来場者を迎えたい」と抱負を語る。
千厩ひなまつり実行委員会のフェイスブック
使わなくなった着物や布団をほどき、丁寧な手作業で干支(えと)のネズミやバラに仕立てた。夏前から作りためてきたネズミは約300体に上り、五輪マークや聖火など多彩に取りそろえる。開催は3月3日まで。
2008年から続く行事で、当初は自宅に眠るひな人形を活用しようと数軒から始まった。保育園の統廃合や震災後の沿岸部で使われない人形が徐々に集まり、今では50以上の商店が参加する規模となった。
実行委員長の昆野洋子さん(77)は「伝統を大切にしながら、新しい要素を盛り込もうと挑戦している。思い出の詰まる人形とおもてなしの心で、温かく来場者を迎えたい」と抱負を語る。
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