「ゆけむりいちご」初出荷 八幡平スマートファーム

モノのインターネットや地熱を活用したハウスで栽培した「ゆけむりいちご」の初出荷を喜ぶ兒玉則浩社長
 モノのインターネット(IoT)を活用した農業に取り組む八幡平市大更の八幡平スマートファーム(兒玉則浩社長、従業員10人)は21日、同市松尾寄木の高石野施設野菜団地で栽培したイチゴを初出荷した。「ゆけむりいちご」のブランド名で100個を販売予定。今後、生産量拡大や観光農園化も視野に事業拡大を目指す。

 同市野駄の市役所で行われた初出荷式には兒玉社長(35)、田村正彦市長ら約40人が出席。田村市長は「農業、観光の両面で市を全国へ発信してほしい」と期待を寄せた。

 同団地(約2ヘクタール)は市内の松川地熱発電所から供給される熱水を活用した温室ハウス群。イチゴはハウス1棟で昨年11月から試験栽培を始め、農業資材メーカーなどの協力を得て、長さ17メートルの栽培装置4列で約500株を育てる。室内や土中の温度、養液の管理などにIoTを活用している。

 イチゴは同社の関連企業のつながりで、富士山麓の湧水池として知られる山梨県忍野村の「忍野八海(おしのはっかい)」で販売。外国人観光客に人気のスポットで、兒玉社長は「国内外へ八幡平市ブランドを発信し手法を確立していく」と意気込む。

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