酒かすも個性際立つ 「一白水成」など、銘柄別に商品化

五城目町のヒコベエが販売している「一白水成 特別純米酒」(右)と「一白水成 純米吟醸」の酒かす
 秋田県五城目町の福禄寿酒造(渡邉康衛社長)が運営する発酵文化交流拠点「下タ町醸(したまちかも)し室(むろ) HIKOBÉ(ヒコベエ)」は今月から、日本酒の醸造過程で生まれた酒かすを銘柄別にして販売している。「一白水成(いっぱくすいせい) 特別純米酒」と「一白水成 純米吟醸」の2銘柄から発売。来年3月まで全7銘柄を順次商品化する。

 酒かすは日本酒のもととなる「もろみ」から酒を搾った後に残る固形物。そのまま食べると酒の香りや米のほのかな甘みがする。銘柄を分けていない福禄寿の酒かすは商品化していたが、酒かすも日本酒と同様に使う米や酵母によって風味や味わいが異なることから、銘柄別の販売を企画した。

 「一白水成 特別純米酒」は米の風味が際立ち、「一白水成 純米吟醸」は香りと風味の華やかさが特徴。8%程度のアルコール分を含むが、加熱して飛ばすことができる。ビタミン、アミノ酸などの栄養素があるほか、調理でいろいろな食材と掛け合わせても味のバランスが取れるという。

 酒かすは地元ではかす漬けに使われるほか、砂糖などで味を調えて食べる人もいる。ヒコベエは発酵文化交流拠点としてカフェが設けられており、酒かすを使ったドリンクやランチ(火曜日限定)を提供している。今後はトーストなど新メニューも試験的に販売する予定。

 ヒコベエスタッフの石田万梨奈さん(43)は「酒かすは料理に使えるほか、そのまま食べるのもお勧め。地域の食材に若い人からも目を向けてもらい、新たな食べ方、楽しみ方が生まれるとうれしい」と話す。

 今後販売する酒かすの銘柄は「福禄寿 大吟醸」「十五代彦兵衛 純米大吟醸」など。いずれも250グラム入り、300~350円。なくなり次第終了。問い合わせはヒコベエTEL018・838・1033

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