白くて長い根がうまい 三関せり収穫本番、湯沢市

ハウス内で青々と育った三関せり
 秋田県湯沢市三関地区の特産「三関せり」の収穫が盛んに行われている。ハウスの中で青々と育ったセリを、農家が腰をかがめながら丁寧に摘み取っている。

 JAこまちによると、三関地区では約50人が計約5ヘクタールで栽培。白くて長い根が特徴で、葉から根まで丸ごと食べられる。2014年に「三関せり」として特許庁の地域団体商標登録に認定された。ブランド化が進み、せり鍋など新たな食べ方も広まって需要が高まり、18年度は販売額が初めて1億円を突破した。先月行われた皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」では、全国の特産農産物の一つとして10束(1キロ)納められた。

 秋の露地物の出荷に続き、今月からハウス物に移行。同市下関の佐々木健一さん(61)のハウスでは10日、佐々木さんが二十数センチに育ったセリを収穫していた。「今年は9、10月に気温が高かったので生育がよく、その後は涼しいため、ちょうどいいサイズで成長が維持できている。品質はいい」と話した。

 定番の鍋の具のほか、浅漬けや根っこの天ぷらもお薦めだという。

湯沢市

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