台風なんの、大ぶりカキ 宮古・産直の今季営業開始

大ぶりの養殖カキを手に笑顔を見せる買い物客
 宮古のカキは台風被害に負けない-。津軽石牡蠣(かき)養殖組合産直部会(山根幸伸代表)が運営するカキ産直施設「うみのミルク」は25日、宮古市赤前で今季の営業を開始した。台風19号で宮古湾内に土砂が流れ込み、高波で養殖中のカキが落下するなど被害を受けたが、旬の特産品を多くの人々に味わってもらうため大ぶりの商品をそろえた。

 店頭には生産者が午前中に水揚げしたばかりのむき身のカキ(加熱用)が並び、500グラム税込み1400円、1キロ同2800円で販売。開店と同時に常連客が訪れ、遠方に住む家族や友人に届けるため、複数を買い求めた。

 同産直は東日本大震災で漁船や水産施設が被災した組合員の復興を進め、宮古湾産カキの魅力を知ってもらうため、2014年春から始めた。台風19号では海中で成長したカキが高波で3割ほど落下する被害が発生。大量の土砂や真水が入り込んだ影響でホタテやシュウリガイも打撃を受けたが「復興のためには、養殖業が元気を発信しないといけない」と組合員が連携して営業準備を進めた。

 山根代表は「落下被害もあったが、大ぶりでうま味が濃厚なカキを確保した。宮古湾の恵みを蓄えたカキの魅力を多くの人に知ってもらいたい」と期待する。

 営業は平日の午後1時~同4時(12月28日は営業)。来年4月末まで実施する。

宮古市

岩手
宮古市のイベント情報
岩手
躍るサケ つかみ取り 宮古でまつり、アワビとり体験も盛況
岩手
三陸ジオパーク再認定審査開始 宮古皮切り
岩手
台風禍乗り越え「三鉄婚」 貸し切り列車で公開挙式
岩手
岩手・2019秋■旬の味覚を楽しもう!