石田ローズガーデンにカフェ新設、ペット同伴可へ

改修工事を行い、レストランカフェやペット同伴で利用できるテラスなどを設ける旧住宅
 秋田県大館市は、名誉市民で労働大臣などを務めた故石田博英さんの元私庭で、多彩なバラを観賞できる「石田ローズガーデン」(市所有)の観光機能を強化する。敷地内にある旧住宅を改修して、レストランカフェやペット同伴で利用できるテラスなどを備えた施設とし、誘客につなげたい考え。2020年9月着工、21年6月オープンを予定している。

 ガーデンは市中心部にあり、約500種類のバラを植栽している。旧住宅は1957年建築の鉄筋コンクリート造り3階建てで、79年に一部増築した。延べ床面積は約320平方メートル。ガーデンと旧住宅部分を合わせた敷地面積は約3700平方メートル。

 95年に遺族から市へバラが寄贈され、昨年10月に土地と旧住宅が贈られた。市は春から秋にかけて無料開放し、6、10月にはバラまつりを開催。今年はまつり期間中に計1万7千人余りが訪れた。

 市は土地と旧住宅の寄贈を受けたのを機に、観光施設としての魅力向上を図ることにした。計画によると、1階にペット連れも利用できるテラスを整備。2階はレストランカフェのほか、石田さんの遺品を展示して業績を紹介するギャラリーなどを設ける。3階はギャラリー展示品の保管スペースとして活用する。

 改修費は概算で1億4413万円。半額を国交付金で賄う。現在、実施設計やアスベスト(石綿)調査に向けた準備を進めている。改修工事は来年9月から2021年3月まで。施設は民間に貸し出して管理・運営してもらう見込みだ。

 ガーデン周辺には秋田犬会館、昭和初期の木造建築物・桜櫓館(おうろかん)(国登録有形文化財)などがある。市観光課は「休憩や飲食ができる施設の整備により、周辺を観光する際の拠点となることが期待される。冬季の誘客方法についても検討したい」と話している。

大館市

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