トレンタで大仙産トマト味わって! 地元素材でナポリタン

大仙市産トマトを使ったケチャップを使うレストラン「トレンタ」=同市
 スパゲティ専門店「トレンタ」を展開する秋田県大仙市のトレンタフードサービス(柏原樹人社長)は、20日から同市産トマトを原料にしたケチャップを全18店で使う。同市中仙地域でトマトの栽培、加工を手掛けるダイセン創農(鈴木富士子代表)が原料を供給し、安全やおいしさを掲げてスパゲティとトマト両方の売り出しを狙う。

 トレンタは本県に7店、青森を除く東北4県に11店あり、スパゲティやピザが主力メニュー。ダイセン創農は加工用トマトを年間約200トン栽培、道の駅なかせん内の工場でジュースに加工し広く売り出している。

 ケチャップはダイセン創農が加工したトマトのピューレを原料に、湯沢市の業者が着色料や保存料を加えずに加工。年間約40トンのトマトがケチャップの材料となる見込み。品質検査などを経てトレンタ各店に卸し、定番のナポリタンの味付けなどに使われる。

 20日には全店で他メーカーからの切り替えが完了する。メニューでも地元産素材を使っていることをPRする。

 トレンタフードサービスの柏原社長(61)によるとケチャップの開発は今春始まった。官民で6次産業化に取り組む大仙市農商観連携連絡会から、加工用トマトを売り出したいダイセン創農を紹介された。

 これまでも国内産トマトのケチャップを試したが、供給が不安定だった。ダイセン創農の生産規模なら通年で仕入れられると判断し、数回の試食を重ねて本格生産に至った。「さっぱりした味わいで色も自然。いいものができた」と話した。

 ダイセン創農役員の鈴木等さん(55)は「地元産のおいしいトマトを使った料理を、広く食べてもらいたい」と話した。ケチャップは一般にも販売する計画。

 連絡会は市や商工団体、金融機関で今年3月に発足し、情報交換やマッチングに取り組んでいる。加工品の開発につなげたのは初めてで、事務局の市農林部は今後も成功例を増やしたい考え。

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