沿線4酒蔵の日本酒飲み比べ 由利鉄、乗車券付きセット販売

四つの酒蔵の日本酒が飲み比べできる蔵めぐり旅セット
 由利高原鉄道(萱場道夫社長)は秋田県由利本荘市内の四つの酒蔵の日本酒が飲み比べできる「蔵めぐり旅セット」の販売を始めた。同社は地元業者と連携した商品開発などに力を入れており、今回の取り組みが第3弾。

 セット内容は▽佐藤酒造店「出羽の冨士 生貯蔵酒」▽秋田誉酒造「秋田美人吟醸」▽齋彌酒造店「雪の茅舎 奥伝山廃」▽天寿酒造「純米大吟醸鳥海山」―の日本酒4本(いずれも300ミリリットル)と、由利鉄片道乗車券1枚。オリジナルトートバッグに入って、価格は3千円(税込み)とお得だ。

 鳥海山ろく線矢島駅売店か、同社ウェブショップで購入できる。電話で予約すれば羽後本荘駅、前郷駅で受け取ることも可能。同社は現在、ふるさと納税の返礼品に加えてもらえないか、市に打診しているという。

 同社は今年1月、連携商品第1弾として「秋田ニューバイオファーム」(同市西目町)とコラボレーションした「ユリテツカレー」を販売。4月には矢島駅プラットホーム内に由利鉄ホームカフェを開設し、地元コーヒー店や菓子店の商品販売を始めた。

 新たな商品開発や取り組みによって、沿線の魅力が多くの人に伝われば交流人口が増え、由利鉄の利用者増にもつながるとの思いがある。

 萱場社長は「鉄道利用者が減っていく中、こうした取り組みで一定の収入を確保して、運輸収入の落ち込みを補っていきたい。乗車した人が買うだけでなく、いずれは購入するために乗車する人が増えればいい」と期待している。

由利本荘市

秋田
価格手頃で盛りよし! 人気必至の早朝食堂、本荘駅前に開業
秋田
ぼーっと見てると叱られる? 由利鉄沿線にかかしずらり
秋田
「つぶぞろい」の酒いかが 県オリジナル品種食用米で商品化
秋田
古民家が“サーファーの拠点”に 由利本荘の男性が民泊事業
秋田
「地元の人も知らない鳥海山」 由利本荘のアマ写真家が個展