国立公園の美、現場目線で ビジターセンターで写真展/十和田

写真展に作品を出品した伊藤自然保護官補佐

 環境省十和田八幡平国立公園管理事務所は、同公園の十和田八甲田地域の国立公園指定90周年と、八幡平地域の追加指定70周年を記念した写真展を、青森県十和田市・十和田湖畔休屋の十和田ビジターセンターで開いている。巡視などの業務で日々現場に立つ職員ならではの目線で自然景観を捉えた作品が並び、美しさ、魅力を来場者に伝えている。

 写真と公園を紹介するパネル計約20点を展示し、青森県側では八甲田や奥入瀬渓流などを題材にした。このうち同事務所の伊藤あけみ自然保護官補佐は紅葉の名所・蔦沼(つたぬま)を、来訪者が少なくなる雨天時、日の出後に現れた虹とともに写した。

 紅葉期の蔦沼は朝焼けを目的に日の出前から多くの人が訪れる一方、渋滞や自然環境への負荷などが課題になっている。伊藤さんは「天気が悪くても良い景色が待っていることがある。蔦沼は秋の朝焼けがきれいなときだけでなく、ほかの季節も魅力的」と話す。

 十和田での展示は7月5日まで。その後八幡平(秋田県鹿角市)、網張(岩手県雫石町)の各ビジターセンターに巡回する。

十和田市

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