野田村の「のだ食堂よってっ亭」は、昼はラーメン店、夜は居酒屋として来客を迎える。目指すのは地域の憩いの場。カラオケや囲碁将棋、オセロも用意し、のんびりと自由な時間を過ごしてもらう。

　三陸鉄道陸中野田駅から北西約５００メートル。居酒屋だった空き店舗を改装し４月末にオープンした店内は、白と暗めの茶色を基調とし落ち着いた雰囲気が漂う。

　ランチは１日限定約３０食の塩ねぎラーメン（８００円）を提供。伊藤研さん（５９）が中華料理店で働いた経験を生かして作る鶏がらスープに、長ネギをたっぷり盛る。味はトウバンジャンの辛みを利かせた「赤」、シンプルな塩味の「白」、こしょうのパンチがある「黒」の３種類。スープは今後、しょうゆ、みそにも挑戦する考えだ。

　月曜定休。午前１１時～午後１０時（ラストオーダーは同９時）。問い合わせは同店（0194-66-7977）へ。