“キャミソウル”小林さん ゲームカフェ開設 田沢湖駅前

角館高校の文化祭に出店した出張カフェで参加者と盛り上がる小林さん(中央)
 秋田県仙北市地域おこし協力隊員の小林裕高さん(40)=同市=が、JR田沢湖駅前にカードゲームやボードゲームを集めたカフェを開いている。いずれも海外のゲームで、「誰もが楽しく集まれる場にしたい」との思いから70種類以上を用意した。地元の子どもたちや観光客らが訪れているほか、イベントなどへの出張カフェも行っている。

 カフェは駅前の空き店舗を活用したシェアスペース「TAZAWAKOベース」に、3月から開いている。自分の駒を先に三つ並べた人が勝ちとなる「3目並べ」や、できるだけ高くはしごを積み重ねるゲーム、相手が宣言したカードの絵柄が本当かうそかを見抜くゲームなど、年齢や言語などを問わずに楽しめるものがそろう。「認知機能を高める脳トレーニングや認知症予防、知育にも役立つ」という。

 小林さんは井川町出身。2017年2月に仙北市の地域おこし協力隊員に着任し、年齢や障害、国籍などに関わりなく安心して旅を楽しんでもらう「ユニバーサルツーリズム」を軸とした観光振興や地域活性化に取り組んでいる。

 今年2月に友人から海外版の3目並べを紹介され、「これなら誰でも同じ土俵で楽しめる」とカフェの開設を思いついた。オープン後は、海外からの観光客や地元の小中学生らが電車やバスの待ち時間などに利用している。4月には東北で活動する地域おこし協力隊の交流の場にもなった。

 人を楽しませることを仕事にしたいと思い立ち、アパレル関係の仕事を辞めて秋田市から移住した小林さん。友人と組んだコンビ「キャミソウルブラザーズ」として、イベントなどで踊りも披露している。「あくまでもゲームは人に楽しんでもらい、集まってもらうための手段。そこで新たな交流が生まれ、笑顔や新しい仕事などにつながってくれたらいい」と話す。

 依頼があれば出張カフェも行う。お年寄りの集まりや商店街の活性化イベントで、小林さんが進行役になって場を盛り上げる。22日には角館高校生徒会の依頼で文化祭にボードゲームカフェを出店し、大勢の生徒や地域住民が楽しい時間を過ごした。

 カフェは不定休だが、週末を中心に午前10時から午後6時まで営業。料金はお茶やコーヒー、ジュースなどのドリンク付きで1時間500円、フリータイム800円。ゲームの販売もしている。営業日や出張カフェの申し込み、問い合わせは小林さんTEL080・6023・9689、メールアドレスbrownsugar.benzo@gmail.com

仙北市

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