岩手県北上市の飲食業アリーブ(古舘英樹社長)は、一関市の重症心身障害児・者と家族らでつくる「ぽけっとの会」(千葉淑子代表)の本会員が描いた水彩画を包装箱にデザインした菓子を発売した。多様性を認め合う社会の実現に向け、商品開発するプロジェクトの第1弾。売り上げの一部は同会に寄付し、アート活動を後押しする。
菓子は「ぽけっとのクッキー」(1箱12枚、864円)。箱は9種あり、本会員9人が手や筆で描いた鮮やかなデザインが目を引く。クッキーは、同社が営む北上市本通りのレストラン、ときよじせつONODERA(小野寺伸也店主)のパティシエが県産小麦や卵などを使って手がけ、優しい味わいが特長だ。
心身に重い障害がある長女一歩さん(33)の作品も並び、千葉代表(62)は「健常な人のように動くことはできないけれど、包装箱として皆さんの元に行くことを想像するとうれしくなる」と喜んだ。
菓子は「ぽけっとのクッキー」(1箱12枚、864円)。箱は9種あり、本会員9人が手や筆で描いた鮮やかなデザインが目を引く。クッキーは、同社が営む北上市本通りのレストラン、ときよじせつONODERA(小野寺伸也店主)のパティシエが県産小麦や卵などを使って手がけ、優しい味わいが特長だ。
心身に重い障害がある長女一歩さん(33)の作品も並び、千葉代表(62)は「健常な人のように動くことはできないけれど、包装箱として皆さんの元に行くことを想像するとうれしくなる」と喜んだ。