大館新駅舎が供用開始 木の風合い演出、地場産品コーナーも新設

開業した大館駅の新駅舎
 秋田県大館市とJR秋田支社が建設を進めていた大館駅の新駅舎が29日、供用を開始した。同駅で神事と記念式典が開かれ、市やJR関係者などが節目を祝った。

 新駅舎は鉄骨一部2階建てで、延べ床面積1299平方メートル。駅舎の外観は木の風合いが感じられるデザインとした。外壁の一部は、駅前の市観光交流施設「秋田犬の里」との一体感を出すためにれんが調を採用。内装も木目調としてぬくもりを演出した。

 市施設との合築となっており、駅舎の1、2階計925平方メートルはJRが使用。改札や駅事務室、売店、待合室などを設置した。市の施設は1階の374平方メートル部分で、イベントホールや会議室、トイレ、学習スペースなどを設けた。

 神事と記念式典には約60人が出席。福原淳嗣市長は「大館は今、人と物が行き交う北東北の拠点を目指している。そのシンボルがこの大館駅。大館や秋田だけでなく、北東北や東北を盛り上げていきたい」とあいさつ。JR秋田支社の井料青海(おおみ)支社長は「合築したことで、地域の皆さんにとって使い勝手が良い駅になったと思う。新駅舎が今まで以上に愛していただけるように頑張っていきたい」と語った。その後、市とJRの代表者らがテープカットを行い、くす玉を割った。

 新駅舎建設は、市とJR秋田支社が進める駅周辺整備事業の一環。ロータリーや駐車場などの整備は続いており、全体の完成は来春を予定している。

「ニューデイズ」から大館の食や文化を発信

 大館駅の新駅舎開業に合わせ、駅舎内のコンビニ「ニューデイズ」に大館市産の農産物や工芸品などを扱うコーナーが新設され、初日の29日は朝早くから多くの買い物客でにぎわった。

 「THE ODATE より見世」と銘打ったこのコーナーは、大館の食や文化を発信しようと、市とJR秋田支社などが連携協定を結んで設置した。

 初日は地元産のリンゴやネギ、ダイコンといった農産物、全粒粉を使ったシフォンケーキなどの加工食品も並んだ。ギフト用の米袋(2合と5合)や、曲げわっぱなども含め約80点を販売している。

 夫と訪れた大道美代さん(79)=同市片山町=は「駅の中にあって気軽に立ち寄れる。駅自体も明るくなった。これからも来たい」と話した。

 営業時間はニューデイズと同じ午前6時50分~午後8時20分。

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