酒かす使ったドレッシング 一関・世嬉の一酒造、マヨネーズ風に

酒かすを素材に活用した「セキノイチ サケカスマヨ」
 一関市田村町の世嬉の一酒造(佐藤航(わたる)社長)は酒かすを用いたマヨネーズ風味ドレッシング「セキノイチ サケカスマヨ」を開発した。価格が高騰する卵を使わず、アレルギーのある人に安心。食卓に新たな楽しみを提供する。

 酒かすの風味とブラックペッパー、レモンの爽やかな香りが融合。さっぱりとした味とまろやかな食感で、生野菜のディップソースや白身魚フライのソースなどと良く合う。

 日本酒製造の過程で年1.2~2トンほど出る酒かすの有効活用や鶏卵価格の高騰を踏まえ、レストランスタッフらが卵を使わないマヨネーズ風ドレッシングの開発に着手。3カ月ほどをかけ、原材料の組み合わせなど試行錯誤し、完成度を高めた。

 開発に携わった従業員の岩渕美幸さん(36)は「さまざまな食材との組み合わせを楽しんでほしい」とアピールする。

 250グラムで324円。直売店やホームページなどで販売している。問い合わせは同社(0191・21・1144)へ。

一関市

岩手
一関・せんまや夜市が始まる 音楽ライブやグルメに声弾む
岩手
一関・室根山へ青空招く 岩手県内トップで山開き
岩手
旧千厩小学校の歴史たどる写真や模型展示 せんまや街角資料館
岩手
一関の釣山公園で桜のライトアップ 21日まで
岩手
平和祈る「青い目の人形」 一関市民俗資料館で10日まで展示