藤里駒ケ岳、二ツ森で山開き 新緑のブナ林と残雪が“共演”

二ツ森の山頂周辺から世界自然遺産の核心地域や白神岳(中央奥)を眺める登山者
 白神山地の藤里駒ケ岳(1158メートル)と二ツ森(1086メートル)の山開き登山が25日行われた。県内外の登山客が快晴の下、新緑のブナ林と残雪の“共演”を楽しみながら、本格的な登山シーズンのスタートを祝った。

 藤里駒ケ岳の山開きには22人が参加。ガイドからブナ林の歴史や植物に関する説明を聞いたり、ミネザクラやエンレイソウなど登山道脇に生える高山植物を写真に収めたりしながら、木漏れ日の差す登山道を進んだ。約2時間かけて山頂に到着すると、ガイドとハイタッチし、眼下のブナ林をバックに記念撮影していた。

 本格的な登山は今回が初めてという東京都の団体職員小久保正也さん(42)は「歩くのは大変だったが、豊かな自然を満喫しながらの登山は最高。初めての登山は白神山地がいいと考えていて、山頂から森を一望した時、すごく貴重な経験ができたと感じた」と語った。

 二ツ森の山開きでは、麓にある八峰町の八森ぶなっこランドで神事を行い、1年の安全を祈願。八峰町白神ガイドの会メンバーの案内を受けながら、約30人が登山口から山頂までの往復約2・4キロを2時間ほどかけて散策した。

 友人と初めて訪れた秋田市牛島の菅原忠昭さん(61)は「青々としたブナと雪渓のコントラストが映え、吹き上げる風が気持ちよかった」と笑顔で話した。

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