秀作131点、アトリオンに 春の院展・秋田展、29日開幕

作品の展示作業が行われた春の院展・秋田展会場
 現代日本画壇をけん引する画家たちの秀作を集めた「第78回春の院展・秋田展」が29日、秋田市中通のアトリオンで開幕する。秋田魁新報社と日本美術院の主催。28日は作品の搬入と展示作業が行われ、同人らの作品が次々と運び込まれた。会期は5月8日まで。

 春の院展は、岡倉天心らによって1898年に結成された日本美術院の展覧会。東京・日本橋で開かれた本展(3月21日~4月3日)に出品された332点のうち、秋田展では131点を展示する。

 日本美術院同人の作品は村上裕二さんの「はる」や藁谷実さんの「月の山」など計35点。本県関係では、奨励賞に選ばれた平林貴宏さん(能代市出身、岐阜県可児市)の「他罰的ユーフォリア」や、入選した小林司さん(八郎潟町)の「日脚伸ぶ」、佐藤悟さん(秋田市)の「落ち葉水鏡」、澁谷久美子さん(男鹿市出身、東京都港区)の「海へ」、立花智美さん(秋田市)の「アオアラシ」、山田美知男さん(大仙市)の「地の波」が展示される。

 午前10時~午後5時(最終日は4時)。入場は終了の30分前まで。入場料は一般千円で、大学生は当日窓口で学生証を提示すると半額になる。高校生以下無料。初日は午前10時半から、同人の伊藤髟耳さん、倉島重友さんが作品を解説する。

「春の院展・秋田展」の詳細はこちら
・第78回春の院展・秋田展
美は輝く 春の院展・秋田展

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