レトルトひっつみ、大槌土産に 醤油味、カレー味など3種

鹿肉が入り人気の「山燃ゆるスパイスカレー編」
 大槌町観光交流協会(千代川茂代表理事)は、本県の郷土食と地元の味覚を発信しようと、レトルトのひっつみを発売した。各家庭で食べられている定番の味のほか、鹿肉やシーフードを使ってアレンジした計3種を用意。新たな土産品や防災食にもなり、関係者は特産化を通じた町おこしに期待を込める。

 商品名は「大槌ひっつみ物語」。「はじまりの鶏だし醤油(しょうゆ)編」は、同町金沢産のシイタケや根菜など具だくさんで家庭でなじみの味に。「山燃ゆるスパイスカレー編」は同町で捕獲された鹿のすじ肉を軟らかく煮込み、大きめにカットされた食材の「ゴロゴロ感」を楽しむことができる。

 カレー編は500個、鶏だし醤油編とシーフードトマト編は各千個を販売し、なくなり次第終了。状況を見ながら増産も検討する。三陸鉄道大槌駅と三陸花ホテルはまぎくで取り扱う。問い合わせは同協会(0193・27・7122)へ。

大槌町

岩手
大槌駅から特産発信 大槌孫八郎商店が移転、幅広い品ぞろえ
岩手
大槌で台湾・日本漫画作家の色紙展 震災、コロナ支援の感謝込め
岩手
天満宮の土産に「鮭最中」 大槌・マルエイ商店が新商品
岩手
節分祭、2月5日完全復活 大槌稲荷神社 鬼の巡行、神事、豆まき―
岩手
旬の毛ガニとワカメを味わって 沿岸8施設が宿泊プラン