岩手県の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」が新型コロナウイルス禍を経て4年ぶりに完全復活する。保存会(会長・谷藤裕明盛岡市長)が13日の総会で、6月10日のパレード開催を決定した。感染拡大防止のため制限していた商店街での馬コとの触れ合いや、沿道での飲食も可能となる。事業者は盛り上げへ腕まくりし、頭数減少に直面する馬主は「将来につながる開催に」と誓いを新たにする。
盛岡市内で開かれた保存会総会では、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの14キロを練り歩くほぼ例年通りのルートを決定。休憩場所は昨年の桜城小からコロナ前の材木町商店街に戻し、馬コとの触れ合いも可能とした。
昨年は縮小開催した大通パレードは、1時間かけて約200人が行進する形式に戻す。JR盛岡駅―蒼前神社間の無料シャトルバスも復活し、制限していた観覧時の飲食やマスクの着用は自由とした。
盛岡市内で開かれた保存会総会では、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの14キロを練り歩くほぼ例年通りのルートを決定。休憩場所は昨年の桜城小からコロナ前の材木町商店街に戻し、馬コとの触れ合いも可能とした。
昨年は縮小開催した大通パレードは、1時間かけて約200人が行進する形式に戻す。JR盛岡駅―蒼前神社間の無料シャトルバスも復活し、制限していた観覧時の飲食やマスクの着用は自由とした。