
秋田県仙北市田沢湖の国道46号沿いに広がる刺巻湿原のミズバショウが一部で見頃を迎えた。花びらのような白い苞(ほう)が一面に広がり、緑の葉と鮮やかなコントラストを見せている。今年は10日から来月1日まで「刺巻水ばしょう祭り」が4年ぶりに開催される。
広さ約3ヘクタールの湿原に約6万株が群生し、ハンノキに囲まれて咲き誇る様子が美しい。先月の終わりごろに咲き始め、国道寄りの一帯は例年より10日ほど早く見頃を迎えた。場所によっては今月下旬まで見頃が続く見通しだ。
5日は木道を散歩する人の姿が多く見られた。横手市から訪れた高橋敦子さん(63)は「広い範囲で咲いていてきれい。心が癒やされる」と話した。
10日に祭りがスタートし、15日から山菜や地元産野菜を販売する売店を開設。15日から23日までは飲食ブースも設けられる。地元の刺巻成年会は8日、今月2度目となる木道の整備や清掃を行う予定。
メンバーでつくる祭り実行委員会の渡辺策衛会長(56)は「先輩たちがつないできた伝統を絶やさぬよう力を合わせて開催の準備をしてきた。長く見頃が続くので、多くの人に楽しんでほしい」と話している。
市観光課は、刺巻湿原を訪れることができない人にも美しい風景を楽しんでもらいたいとライブカメラを設置している。画像は春の観光キャンペーン「あきた花紀行」のウェブサイトから見ることができる。
JR田沢湖駅と刺巻湿原間を1日5往復する「刺巻ミズバショウ号」が祭り期間中毎日運行する。中学生以上1200円、小学生600円で幼児は無料。出発の1時間前までに予約が必要。予約や問い合わせは市田沢湖観光情報センター「フォレイク」TEL0187・43・2111
広さ約3ヘクタールの湿原に約6万株が群生し、ハンノキに囲まれて咲き誇る様子が美しい。先月の終わりごろに咲き始め、国道寄りの一帯は例年より10日ほど早く見頃を迎えた。場所によっては今月下旬まで見頃が続く見通しだ。
5日は木道を散歩する人の姿が多く見られた。横手市から訪れた高橋敦子さん(63)は「広い範囲で咲いていてきれい。心が癒やされる」と話した。
10日に祭りがスタートし、15日から山菜や地元産野菜を販売する売店を開設。15日から23日までは飲食ブースも設けられる。地元の刺巻成年会は8日、今月2度目となる木道の整備や清掃を行う予定。
メンバーでつくる祭り実行委員会の渡辺策衛会長(56)は「先輩たちがつないできた伝統を絶やさぬよう力を合わせて開催の準備をしてきた。長く見頃が続くので、多くの人に楽しんでほしい」と話している。
市観光課は、刺巻湿原を訪れることができない人にも美しい風景を楽しんでもらいたいとライブカメラを設置している。画像は春の観光キャンペーン「あきた花紀行」のウェブサイトから見ることができる。
JR田沢湖駅と刺巻湿原間を1日5往復する「刺巻ミズバショウ号」が祭り期間中毎日運行する。中学生以上1200円、小学生600円で幼児は無料。出発の1時間前までに予約が必要。予約や問い合わせは市田沢湖観光情報センター「フォレイク」TEL0187・43・2111