県産材使ったおもちゃがいっぱい 花巻の美術館、木育を推進

ぬくもりを感じさせる館内で、木のおもちゃの手触りを楽しみながら遊ぶ子ども
 花巻市上町のマルカンビル2階にある花巻おもちゃ美術館(平野裕幸館長)は、ケヤキやカエデなど30種以上の県産木材を使った木製のおもちゃを300種類ほど並べ、木育を推進している。

 「さらさらしてる」「重ねるのが楽しい」。子どもたちの声が響く。マルカンビル大食堂の10段巻きソフトクリームなどを模したおもちゃに触れ、ぬくもりを感じる場や機会を提供し、木材の魅力を伝える。

 豊富な木材資源を有する本県。同館を設立した同市花城町の小友木材店(小友康広社長)が運営も手がけ、木材店ならではの素材選定や加工技術を生かし、数多くの樹種を用いた空間づくりが特徴的だ。

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