障害者アート、新バスセンターのホテル彩る 盛岡・ヘラルボニー

カラフルな障害者アート作品で彩ったホテルの客室。宿泊をきっかけに、これまで作品を知らなかった人々にも魅力を届ける
 4日開業する新盛岡バスセンターの3階のホテル「MAZARIUM(マザリウム)」は、盛岡市のヘラルボニー(松田崇弥社長)が内装を手がけた。同社とライセンス契約を結ぶ知的障害のある作家のアートで彩り、宿泊客に個性豊かな作品の魅力を届ける。

 フロントを飾る大型のタペストリーや、34の客室全てに設置された色彩豊かなアートパネルなど、随所に作品を使用。そのうち8部屋を、花巻市の「るんびにい美術館」に在籍する作家ら8人の名前を付けたアートルームとした。

 各部屋は、作家それぞれの作品に合わせたデザインのカーテンや椅子、クッションなどを配置。作家の顔写真と共に、人となりや創作の様子を紹介するパネルも置いた。アートルームの宿泊料には作家に支払われる手数料が含まれ、活動資金として還元される。

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