盛岡藩の娯楽伝える企画展 歴史文化館、打毬や相撲など紹介

盛岡藩ゆかりのスポーツに関する品々が並ぶ会場
 盛岡市内丸のもりおか歴史文化館(畑中美耶子館長)は企画展「盛岡藩のスポーツ」を開催している。江戸時代にさまざまなスポーツで使われた衣装や文献が並び、往時の娯楽の様子を伝える。

 馬に乗り、つえのような道具を用いて球をゴールに導く「打毬(だきゅう)」や相撲など、七つのスポーツを紹介。南部家の華やかな装束や行司職として南部相撲に貢献した長瀬家の相撲うちわを展示する。

 お盆の風物詩だった「門火乗(かどびのり)」は盛岡藩特有の行事。藩主を筆頭とした侍らが馬に乗り、民家の前にたかれた迎え火をすれすれで駆け抜けるスリリングな様子を、藩士が残した随筆「わすれくさ」や「盂蘭盆門火乗之図(うらぼんかどびのりのず)」が伝える。

 東北地方では鷹狩(たかがり)が盛んで、南部家は毎年、将軍に若いタカを贈っていた。「御用人所雑書」には捕獲した人物の名前や場所、種類などが書き残され、将軍家の鷹狩を支えていたことが分かる。

 担当学芸員の小原祐子さん(48)は「スポーツは参加する人、観戦する人、裏で支える人と多くの力で成り立つ。スポーツが大切な存在であることは昔も今も変わらない」と来館を呼び掛ける。

 10月18日まで、午前9時~午後7時。入場料は一般300円、高校生200円、小中学生100円。問い合わせは同館(019・681・2100)へ。

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