親子で楽しむ本の森 遠野に25日開館

壁一面に本が並ぶ「こども本の森遠野」館内。親子連れが楽しめる「仕掛け」も充実する
 遠野市が建築家安藤忠雄さんと連携し、同市中央通りに整備してきた本の施設「こども本の森遠野」は25日、開館する。延べ約300人のボランティアが準備に携わり、寄贈を中心に約1万3千冊を蔵書。親子連れらが読書に親しみながら交流を深める、子育て支援と文化振興の総合拠点としての活用が期待される。

 施設は、呉服店だった築120年の旧三田屋を解体して外観や一部資材を生かした吹き抜け構造で、壁一面に本棚が並ぶ木造2階建ての本館(延べ床面積498平方メートル)を新設。畳のスペースや縁側などくつろぎの空間も充実する。

 運営は市教育文化振興財団や市保育協会などに委託し、24日に市民有志ら70人で発足した「育てる会」(木瀬公二代表)が企画提言する。スタッフ3~6人が常駐。子育て相談や親子参加型の体験イベントを毎月のペースで開く。

 入館無料で水曜定休。本の貸し出しはせず、施設や中庭で読書を楽しんでもらう。当面は午前9時半~午後5時半、原則時間帯を区切った1時間半の予約制でこども本の森遠野ホームページで受け付ける。予約に空きがあれば随時入館が可能。問い合わせは同館(0198・63・3003)へ。

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