青森県民向け宿泊キャンペーン 18日から

青森県おでかけキャンペーンのポスター

 青森県は14日、県内宿泊施設の宿泊代金を1人1泊当たり50%(上限5千円)割り引く、県内居住者限定の「青森県おでかけキャンペーン」を18日から行うと発表した。新型コロナウイルスの影響で落ち込む観光消費の拡大・促進を図る。

 キャンペーンは18日~12月31日の宿泊が対象(予約は10月31日まで)。259宿泊施設、旅行会社50社が参加する(7月13日時点)。39万人泊分を予定し、新型コロナの感染状況がステージ2(漸増)以下であることを条件に国が全額を補助する「地域観光事業支援」を活用する。

 予約受け付け開始は7月17日午前9時で、希望者はそれぞれの宿泊施設に直接申し込む。参加宿泊施設を紹介する特設サイトも同時に開設。また、県内新聞社の同日付朝刊でも参加施設を公開する。

 宿泊した人には県内の土産物店や観光施設、飲食店で利用できる2千円分のクーポン券を配布。合計2千人に県産品ギフトが当たるスタンプラリーも開催する。

 また、観光・貸し切りタクシー、レンタカー利用に1日最大5500円助成する「青森くるま旅キャンペーン」も行う。県内居住者が対象で、同キャンペーンについても、17日から特設サイトの閲覧が可能になる。

 おでかけキャンペーンについては、感染状況がステージ3(急増)になった場合など、状況によっては中断の可能性もあり、その際のキャンセル料は国の補助事業で負担するという。

 堀義明県観光国際戦略局長は「普段一緒にいる人と少人数で、感染防止対策を徹底した上で、ゆったりとしたひとときを過ごしていただきたい」と呼び掛けた。

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