鳥越竹細工 発信に若い力 一戸高生がキャラとロゴ制作

鳥越竹細工のキャラクターとロゴを制作した一戸高の(左3人目から)欠端なつみさん、釜谷心菜さん、馬場彩花さん、長谷川桐子さん
 一戸町の一戸高(上野光久校長、生徒267人)の2年生4人は、町特産の鳥越竹細工のキャラクターとロゴを制作した。美術の力で伝統工芸品に光を当てようと意気込む。

 総合的な探究の時間で美術を選択した長谷川桐子(とうこ)さん、馬場彩花さん、釜谷心菜さん、欠端なつみさんが取り組んだ。4人は同町高善寺の町役場を17日に訪問。完成の報告を受けた田中辰也町長は「どちらも素晴らしい出来。活用策を一緒に考えていきたい」と感謝した。

 キャラクターは竹細工のかさを身に着けた双子の「すず」と「ささ」。長谷川さんは「生産者の意見も聞き、竹細工の要素をできるだけ盛り込んだ」と振り返る。

 ロゴは竹細工の編み目をモチーフにした。土の黒、完成したばかりの竹細工の緑、使い込んで変化した黄の3色を表現。釜谷さんは「製品に付けるタグなどに活用して竹細工のPRの力になればうれしい」と願った。

 生徒は鳥越竹細工が国内外で大きな評価を受ける一方、生産者の高齢化や後継者不足、原材料のスズタケの枯死など多くの課題を抱えていることを知り、今後も伝統文化として守るため若い世代にもPRしようと取り組みを進めてきた。

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