記念の新味「ぴんくの雪っこ」 酔仙酒造、看板商品50周年

出荷が始まった「ぴんくの雪っこ」。通常(左)と比べて優しい色合いが目を引く
 陸前高田市の酔仙酒造(金野連(つらね)社長)は、看板商品「活性原酒 雪っこ」の50周年を記念し、1日から「ぴんくの雪っこ」の出荷を始めた。淡い桃色の純米にごり酒で、若い世代に手にとってもらえるようアルコール度数は10%と控えめ。定番商品の新たな展開が話題を呼びそうだ。

 ぴんくの雪っこは口当たりが優しく、フルーティーな味わいが特長。アルコール度数も通常の雪っこの半分で飲みやすい。独自の赤色酵母のみで仕込み、色味を出した。

 杜氏の金野泰明さん(44)は「弱い酵母なので、他の酵母と混ざらないようにするのが大変だった」と苦労を語る。最初にぴんくの雪っこを仕込み、他の酒と別の部屋で丁寧に管理した。

 発酵期間は通常の雪っこより10日長く、ゆっくりと発酵されるため優しい味わいになるという。「かなり飲みやすく仕上がったと思う。味、香りだけでなく、視覚でも楽しんでもらえたら」と期待する。

 ラベルにもこだわり「少しでも優しいイメージになるように」とひらがなで「ぴんく」と入れた。売れ行きによって通年販売も検討する。金野社長は「雪っこの50周年に向けて、新たな試みとして挑戦した。ぴんくの雪っこを飲んで年末年始を少しでも楽しい気持ちで過ごしてもらえたら」と願う。

 300ミリリットル638円。限定1300本で、県内の酒販店やスーパーマーケットなどで取り扱う。

陸前高田市

岩手
「ゆる友」が日本一お祝い ゆめちゃん、グランプリ報告会
岩手
障害者アート、仮囲いに彩り シンガポールと交流
岩手
にぎわい創出 膨らむ期待 陸前高田の商業施設「カモシー」開業
岩手
発酵パーク 期待膨らむ 陸前高田の商業施設「カモシー」
岩手
電動バイク 周遊の足に 陸前高田で貸し出し再開