うどん店に浜焼きコーナー 山田・釜揚げ屋が開設

浜焼きスペースでホタテ焼きと蒸しがきを楽しむ利用客
 山田町山田のうどん店釜揚げ屋(川村将祟代表)は今月から、店内で購入した地元の海産物を調理して楽しめる浜焼きコーナーを始めた。冬にかけてカキやホタテ、赤皿貝などが並び、新たな観光スポットとして定着を目指す。

 今年5月にカキやホタテの産直と浜焼きで知られた「やまだ観光物産館とっと」が閉所したことを受け、観光客のニーズに応えるため開始。期間限定だった産直コーナーを常設とし、浜焼きを楽しめるようにした。

 川村代表が経営し店に併設する菓子製造「川最」の工房を浜焼きのスペースに充て、名物の「山田生せんべい」の製造は、同町飯岡の就労継続支援B型事業所ジョブ・パートナー山田が引き継ぐ。

 産直の海産物は店内で食べるだけでなく、持ち帰りもできる。宮古市近内の会社員赤池孝之さん(39)は「自分でカキをむくのは初めての体験だ。ホタテも大きくて安い」と味わっていた。

 うどん店もこれまで通り営業する。川村代表は「海産物がお目当ての観光客も呼び込み、新たな観光スポットにしていきたい」と集客に力を入れる。

 予約優先で、焼き台や蒸し調理用の鍋は1時間550円で利用できる。午前11時~午後3時。月曜定休。予約、問い合わせは同店(0193・82・2173)へ。

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