福祉事業所応援に一役 売り上げ増へ、盛岡駅で販売会

各事業所の自慢の一品が並ぶ販売会場
 県社会福祉協議会の共同受注センター(松坂秀昭所長)は13日まで、盛岡市のJR盛岡駅2階北側コンコースで、県内の障害福祉サービス事業所が製造する菓子や木工品などを集めた販売会を開いている。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う販売機会の減少で苦境が続く中、商品の魅力と障害のある人たちの社会参加の意義を伝え、売り上げ増につなげる。

 初日の11日は同市と大船渡市の4事業所と、県内の各事業所から商品を引き受けた同センターが出店。盛岡市川目のしらたき工房(佐々木北枝(きたえ)所長)は、木工品や革製品をそろえた。コロナの影響で今春の販売会は軒並み中止で売り上げが減少し、利用者の工賃も下げざるを得ない状況となっている。

 店頭に立った浅沼隆主任は「本年度初めての販売会。お客さんに購入していただくだけでなく、製品づくりの背景も知ってもらい継続的なサポートにつなげたい」と願った。

 同市青山の盛岡アビリティセンター(戸田康雄所長)はリンゴを使ったセミドライフルーツや、湯を注ぐ即席スープの海鮮汁などを出品した。

 感染症対策で従来通りの試食や、大きな声での呼び込みもできない中、施設利用者が模索しながら客と向き合った。同センターの菅原あゆみ職業指導員は「利用者が接客に携わることでコミュニケーションが生まれ、販売のスキルも得られる」と意義を語る。

 松坂所長は「売り上げから得られる工賃は、利用者が地域で暮らすための力になる。できるだけ多くの方が足を運び、商品を手に取ってもらえるとうれしい」と呼び掛ける。

 販売会は午前10時から午後6時。

盛岡市

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