名物たれ餅 全国発信 展勝地レストハウス、冷凍商品ネット通販

通販事業の始動に合わせて展勝地が発売した新商品「冷凍タレもち」
 北上市立花の展勝地公園内でレストハウスを運営する展勝地(軽石倫史(ともひと)社長)は9月1日、自社の餅や県産品を扱うインターネット通販事業に乗り出す。臼ときねでついた人気のたれ餅は、冷凍加工した新商品を開発して長期保存に対応。新型コロナウイルス感染症の影響で集客が鈍る中、全国に販路を拡大し、来年の開園100周年に向けてブランド力を高める。

 通販は新設サイト「展勝地レストハウス オンラインストア」で展開。同市更木地区の桑茶や展勝地の桜で染めたハンカチなど地元商品のほか、南部鉄器、木工のおわん、三陸産のホヤがプリントされたユニークなTシャツも買える。取扱品は約20点で始め、100点以上に増やす予定だ。

 事業化に合わせ、賞味期限が1日だった「展勝地もち」を1カ月以上保存できる「冷凍タレもち」として今月発売。季節限定のよもぎ、ずんだのほか、あずき、ごま、みたらし、くるみの計6種類(500~700円)が通年で食べられる。年末までに急速冷凍機も導入し、のし餅も加える。

 同社は創業した1990年以来、臼ときねによる「手仕事」にこだわって展勝地もちを作り続ける。豊かな風味と食感でファンを増やしていたが、今年はコロナの影響で地元の祭りが軒並み中止に。レストハウスも打撃を受けた。

 厳しい状況下で始める通販と新商品への期待は大きい。相乗効果で販路を広げ、売り上げを約3割伸ばす目標。通販サイトでは餅つきの動画を流すなど、観光素材としても発信する。

 同社餅部の片方(かたがた)智宏部長(41)は「商品の品質向上に努めながら、多くの人々に展勝地の味と魅力を届けたい」と意気込む。

 通販サイトは「展勝地レストハウス オンラインストア」で検索できる。問い合わせは同社(0197・64・2110)へ。

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