消音太鼓 さんさ気軽に 盛岡の2社開発、練習や初心者用に

消音加工を施した盛岡さんさ踊りの練習用太鼓
 盛岡市南仙北のフェアスポーツもりおかA・T(高橋晃代表)と同市肴町のホームセンター(斉藤健吾代表)は、消音加工を施した盛岡さんさ踊りの練習用太鼓を製作した。大きな音を気にしたり、太鼓の購入をためらっている初心者の需要を想定して開発。27日からレンタルを始める。新型コロナウイルス感染症の影響で今年は中止となったが、来年に向けて参加者やファンの拡大を後押しする。

 太鼓は大人用、幼児用の2種類。主に県産材を使い、祭りで使用される実物の重量感やたたいた感触に近づけた。ゴム製の消音パッドを使い、屋内での練習にも対応。主にホームセンターの斉藤伸吾ストアマネジャー(34)が製作を担い、盛岡観光コンベンション協会が協力した。

 高橋代表(53)が盛岡商工会議所職員時代に祭りに携わる中、個人での参加に難しさを感じたことがきっかけ。大きな音を解決しつつ、高価な太鼓の購入に踏み切れない初心者向けの太鼓を作ろうと、木材加工品販売を手掛けるホームセンターと一緒に今春、製作に着手した。

 斉藤代表(36)は「技術向上とともに、祭り参加のハードルが下がればいい」と期待。今年はコロナで中止となったが、高橋代表は「迫力や華やかさなど魅力が詰まった祭り。来年に向けた練習に使ってもらい、さんさ踊りのファン拡大に貢献したい」と活用を願う。

 レンタル期間(ばち付き)は33日間で、大人用5500円、幼児用3300円。購入は相談に応じる。問い合わせはフェアスポーツもりおかA・T(090・4044・8889)へ。

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