海水浴場の開設断念 大船渡市、安全確保難しく

 大船渡市は今夏、市内の全海水浴場を開設しないことを決めた。地元から新型コロナウイルスの感染リスクに懸念が示されたり、海中調査で安全確保が困難と判断したため。東日本大震災後に順次、海開きを再開していたが今年は断念する。

 開設を見送るのは同市三陸町の3海水浴場。綾里、越喜来浪板は多くの人が訪れることで感染のリスクが高まるとの懸念が地元から市に伝えられた。

 吉浜はダイバーによる調査の結果、今まで見えていなかった岩やがれきが露出するなど海底の状況変化が認められた。また、海中に落ち葉が大量に漂い視界も悪くなり、遊泳エリアの安全確保に支障が出た。

 震災の復旧・復興工事が進み、市内の海水浴場は2017年から徐々に再開していた。市観光推進室の千葉譲室長は「開設を目指して準備を進めていたが地元の意向や海水浴場の状況を考慮した。大変残念だが、やむを得ない」とする。

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