
首都圏在住の本県出身者らでつくる「東京チャグチャグ馬コ」(東京都、斎藤正信代表)は、滝沢市内でチャグチャグ馬コの応援メッセージのパネルを展示している。本県の初夏を彩る行進行事が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になったことを受け、支援者から励ましの言葉を募集。全国から寄せられた心温まる声を住民らに届け、伝統文化の継承を後押しする。
パネルはビッグルーフ滝沢と、馬っこパーク・いわてに展示。A3判4枚で、色とりどりの背景で四季を表現した。支援者の写真とともに「来年またあの鈴の音を響かせてください」「伝統行事として永遠に開催できますように」などと、開催を待ち望む声が並ぶ。
同団体は、2016年からチャグチャグ馬コの支援活動を開始。今春には、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで、馬の餌や装束製作を支援するプロジェクトを展開した。行進行事が中止されたことを受け、支援金だけでなく関係者への応援メッセージも募っていた。
同感染症の影響で活動が制限される中、5月からパネル作りに着手。支援者の写真を集めたほか、同プロジェクトに賛同した全国約60人の声をまとめて完成させた。
活動の中心となっている大正大4年の江川卓海(たくみ)さん(21)=東京都在住、盛岡市下太田出身=は「全国から応援の言葉が集まり、岩手の宝として誇らしい。多くの人に見てもらい、古き良き伝統の継承につなげたい」と期待する。
(下石畑智士)
パネルはビッグルーフ滝沢と、馬っこパーク・いわてに展示。A3判4枚で、色とりどりの背景で四季を表現した。支援者の写真とともに「来年またあの鈴の音を響かせてください」「伝統行事として永遠に開催できますように」などと、開催を待ち望む声が並ぶ。
同団体は、2016年からチャグチャグ馬コの支援活動を開始。今春には、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで、馬の餌や装束製作を支援するプロジェクトを展開した。行進行事が中止されたことを受け、支援金だけでなく関係者への応援メッセージも募っていた。
同感染症の影響で活動が制限される中、5月からパネル作りに着手。支援者の写真を集めたほか、同プロジェクトに賛同した全国約60人の声をまとめて完成させた。
活動の中心となっている大正大4年の江川卓海(たくみ)さん(21)=東京都在住、盛岡市下太田出身=は「全国から応援の言葉が集まり、岩手の宝として誇らしい。多くの人に見てもらい、古き良き伝統の継承につなげたい」と期待する。
(下石畑智士)