奇岩貫く初夏の朝日 久慈・小袖海岸

つりがね洞の穴に収まり、光を放つ朝日=5日午前4時22分、久慈市長内町(久慈支局・向山俊恵撮影)
 久慈市長内町の小袖海岸にある奇岩・つりがね洞で早朝、洞穴に太陽が収まる初夏ならではの神々しい風景が見られている。

 5日午前4時すぎ、水平線のもやから朝日がゆっくりと顔を出した。オレンジに染まる空と海に奇岩のシルエットが浮かび上がり、しばし洞穴から陽光が放たれた。

 市によると、かつて洞穴内には釣り鐘状の岩が垂れ下がっていたが、1896(明治29)年の三陸大津波で崩落したとされる。

 現地で10年以上写真を撮り続ける同市新井田の佐藤孝美さん(74)は「日によって太陽や雲の形が変わり、同じ写真にならない」と魅力を語る。

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