
【東京支社】新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令から7日で1カ月。東京都世田谷区の盛岡じゃじゃ麺専門店「じゃじゃおいけん」(及川憲司代表)は来店客が激減し苦境に立つが、古里の味を守ろうと奮闘している。持ち帰り用の配達や全国発送に力を入れ「今できることを全力で」と踏ん張っている。
大型連休が明けた7日の都内は、外出自粛が続き出勤者はまばら。東急電鉄三軒茶屋駅近くにある同店も、混雑する昼食時にサラリーマンの姿はない。大型連休中も例年のような行列は見られなかった。
同宣言を受けた都の要請で深夜までの営業をやめ、午前10時半から午後8時に短縮。それでも「なぜ営業しているんだ」と心ない電話もあった。4月の来店客は前年比で8割ほど減ったが、家賃など固定費は変わらず毎月かかる。
都の感染防止協力金50万円の支給はこれからで、収入が減った中小企業へ最大200万円を支給する国の持続化給付金は前年同月比50%減の条件がネックとなりそう。売り上げ回復の見通しは立たず、厳しい経営を覚悟する。
盛岡市出身の及川代表(43)が「東京からじゃじゃ麺を発信し、盛岡を知ってほしい」と2003年創業。麺やみそに徹底的にこだわり、じゃじゃ麺ファンに愛される店になった。
宣言発令を受け、近隣地域へ自前での持ち帰り用じゃじゃ麺の配達を開始。ホームページやツイッターなどで全国発送も発信し、注文者からの温かい声に励まされている。及川代表は「これからが正念場。従業員と協力して乗り切りたい」と力を込める。
大型連休が明けた7日の都内は、外出自粛が続き出勤者はまばら。東急電鉄三軒茶屋駅近くにある同店も、混雑する昼食時にサラリーマンの姿はない。大型連休中も例年のような行列は見られなかった。
同宣言を受けた都の要請で深夜までの営業をやめ、午前10時半から午後8時に短縮。それでも「なぜ営業しているんだ」と心ない電話もあった。4月の来店客は前年比で8割ほど減ったが、家賃など固定費は変わらず毎月かかる。
都の感染防止協力金50万円の支給はこれからで、収入が減った中小企業へ最大200万円を支給する国の持続化給付金は前年同月比50%減の条件がネックとなりそう。売り上げ回復の見通しは立たず、厳しい経営を覚悟する。
盛岡市出身の及川代表(43)が「東京からじゃじゃ麺を発信し、盛岡を知ってほしい」と2003年創業。麺やみそに徹底的にこだわり、じゃじゃ麺ファンに愛される店になった。
宣言発令を受け、近隣地域へ自前での持ち帰り用じゃじゃ麺の配達を開始。ホームページやツイッターなどで全国発送も発信し、注文者からの温かい声に励まされている。及川代表は「これからが正念場。従業員と協力して乗り切りたい」と力を込める。