
遠野市上郷町に今春、アウトドア体験メニューが充実する宿泊施設「リアン遠野」がオープンした。外務省勤務などを経て昨年帰郷した菊池大司さん(63)が、築60年の実家を改修し運営。遠野盆地の山々を望む自然豊かなロケーションで、農作業やトレッキング、天体観測などを楽しめる。菊池さんは「自然の魅力を発信し、誰もが童心に戻って安らげる空間にしたい」と意気込む。
木造2階建て約200平方メートルの広々とした建物に、客室3部屋を設けた。最大10人余が利用でき、家族連れや長期滞在などにも応じる。建物の裏には小高い丘と林が広がり、ピザ窯やバーベキューコーナー、手作りブランコに沢水を沸かした「足湯」コーナーなど、好奇心をくすぐるスポットがそろう。
菊池さんは旧遠野農高(現・遠野緑峰高)を卒業後、東北農政局入り。東北各地の農業や水産業の現場を回りながら、休日は趣味の自転車やトライアスロンに打ち込む生活を送った。
40代後半に配置転換で外務省に移り、2011年から5年弱は欧州のスロベニアで勤務。自然を身近に感じる工夫にあふれた現地の暮らしに触発され、退職後の第二の人生としてゲストハウス運営を志した。
四十数年ぶりの地元生活で、自然に囲まれた穏やかな暮らしの尊さを感じる菊池さん。その魅力を多くの人と共有したいとの思いを、宿の名前「リアン」(フランス語で絆、つながり)に込めた。「宿泊者がリラックスし、時間を忘れて過ごせる環境を提供する」と今後も多彩な仕掛けを用意する決意だ。
食事付き、素泊まりなど各種プランを用意。予約、問い合わせは菊池さん(080・8413・2473)へ。
木造2階建て約200平方メートルの広々とした建物に、客室3部屋を設けた。最大10人余が利用でき、家族連れや長期滞在などにも応じる。建物の裏には小高い丘と林が広がり、ピザ窯やバーベキューコーナー、手作りブランコに沢水を沸かした「足湯」コーナーなど、好奇心をくすぐるスポットがそろう。
菊池さんは旧遠野農高(現・遠野緑峰高)を卒業後、東北農政局入り。東北各地の農業や水産業の現場を回りながら、休日は趣味の自転車やトライアスロンに打ち込む生活を送った。
40代後半に配置転換で外務省に移り、2011年から5年弱は欧州のスロベニアで勤務。自然を身近に感じる工夫にあふれた現地の暮らしに触発され、退職後の第二の人生としてゲストハウス運営を志した。
四十数年ぶりの地元生活で、自然に囲まれた穏やかな暮らしの尊さを感じる菊池さん。その魅力を多くの人と共有したいとの思いを、宿の名前「リアン」(フランス語で絆、つながり)に込めた。「宿泊者がリラックスし、時間を忘れて過ごせる環境を提供する」と今後も多彩な仕掛けを用意する決意だ。
食事付き、素泊まりなど各種プランを用意。予約、問い合わせは菊池さん(080・8413・2473)へ。