数日の降雪で雪国情緒たっぷり 湯沢・犬っこまつり

犬やお堂の雪像が会場に並んだ犬っこまつり=8日夜
 秋田県湯沢市の小正月行事「犬っこまつり」が8日、市総合体育館周辺を主会場に開幕した。日没後は「犬っこ」と「お堂っこ」の雪像がライトアップされ、来場者が幻想的な雰囲気を満喫した。9日まで。

 市観光物産協会と市内商工業者らでつくる実行委員会の主催。今年は少雪を受け、一部イベントを中止としたり、サブ会場の中心商店街に毎年120基ほど並ぶ「ミニお堂っこ」が駅前のみの約20基になったりと、変更を余儀なくされた。

 だが主会場には市内の建設業者らが皆瀬地域から雪を運び込み、「お堂っこ」1基と「犬っこ」2基のセットを例年並みの15組制作。5日以降は断続的に降雪が続き、会場全体が雪国情緒に包まれた。

 訪れた観光客や家族連れは雪像の前に立ったり、腰を掛けたりして記念撮影を楽しんだ。秋田市から両親と訪れた加藤和花さん(18)は「犬っこまつりは小さい時に来て以来。大きな雪像が何体もあって感動した」と話した。

 まつりは江戸時代に佐竹南家の殿様が大盗賊を退治した際、住民が「再び悪党が現れないように」と願い、米粉で作った小さな犬を家々の入り口や窓に供えたのが始まりとされる。

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