香り華やか、りんどう酵母の日本酒完成 地元JA青年部開発

秋田鳥海りんどうの花酵母を使用した純米吟醸酒「Chokai Rindo」
 JA秋田しんせい(本所・由利本荘市、小松忠彦組合長)管内で栽培されている「秋田鳥海りんどう」の花酵母を使用したオリジナル純米吟醸酒「Chokai Rindo(鳥海りんどう)」が完成した。同市鳥海町猿倉の村上酒店で販売している。同JA青年部矢島支部が3年前から開発を進めてきた。

 同支部は、かねてより地域のイベントで屋台を出したり、農産物をPRする手作り看板を作ったりして地域交流活動に取り組んできた。しかし、活動がマンネリ化し、新たな部員も集まりにくくなってきたことから、新しい企画で活動を盛り上げようと、2017年にオリジナル日本酒造りを始めた。

 日本酒に独自性を持たせるため、地元の主要な農作物であり、15年に販売額2億円を達成した秋田鳥海りんどうに着目。既に秋田鳥海りんどうの花酵母を使用した日本酒を試験的に造っていた地元の天寿酒造に醸造を依頼した。昨年収穫した矢島町産の酒米「美山錦」を使用した。

 花酵母を使って醸造したことで華やかな吟醸香と酸味が広がり、すっきりとした後味に仕上がった。ラベルは鮮やかな紫色が目を引くデザインで、秋田鳥海りんどうのイラストをあしらった。

 720ミリリットル入りで1350円(税込み)。今年は340本余りを生産し、10月から一部を市販している。同市本荘のイタリア料理店「affetto akita(アフェットアキタ)」でも提供している。

 発起人である同支部員の佐藤角栄さん(45)=矢島町荒沢=は「念願のお酒が完成してほっとした。こうした活動を矢島でやっていることが広まり、お酒の知名度も高まっていけばいい」と話した。

 「Chokai Rindo」の生産、販売は来年以降も続け、佐藤さん所有の田んぼで同支部員が栽培し、収穫した美山錦を使用する予定。

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