ロシア版忠犬ハチ公を映画に 日ロ合作、県内ロケも

映画への思いや本県での撮影に向けた意気込みを語るドモガロフ監督(左から2番目)
 ロシア版忠犬ハチ公をテーマにした日ロ合作映画「ハチとパルマの物語」の出演者が15日発表された。壇蜜さん(秋田県横手市出身)や、平昌冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストのアリーナ・ザギトワさん、飼い犬の秋田犬「マサル」が出演する。大館市での撮影は18日から来年1月上旬まで随時行われる予定。ザギトワさんも来県する方向で調整中という。

 同日、秋田県庁で製作発表会見が行われ、出演者が明らかになった。県内での撮影を前に、アレクサンドル・ドモガロフ・ジュニア監督(30)は「秋田の食や人々との出会いも楽しみ」と抱負を語った。

 映画は、旧ソ連時代の空港で飼い主の帰りを待ち続けた犬パルマの実話が基になっている。書類不備のため飼い主と共に飛行機に乗ることができず、空港に取り残されてしまうシェパードのパルマと、母を亡くして心を閉ざした少年コーリャの交流を軸に描く。日本人に連れられた秋田犬が目の前に現れ、コーリャはパルマを飼い主の元へ戻そうと決意し、物語はさらに展開していく。

 日本からはほかに、渡辺裕之さんや藤田朋子さん、高松潤さん(三種町出身)が出演。ロシアからは監督の父で国民的俳優アレクサンドル・ドモガロフさんらが参加する。

 両国の映画会社やメディアからなる製作委員会が手掛け、日本での公開は2021年夏を予定。ドモガロフ監督は、渋谷駅で飼い主を待ち続けた忠犬ハチ公の物語を以前から知っていたとし、「秋田犬はずっと撮影したかったテーマ。日本のハチ公に負けない作品を作りたい」と話した。

 会見には、日ロ両国のプロデューサーや、大館市など4市町村でつくる地域連携DMO(観光地域づくり法人)「秋田犬ツーリズム」の中田直文会長らも出席した。

 秋田犬を題材とした映画には、柳葉敏郎さん(大仙市)らが出演した「ハチ公物語」(神山征二郎監督、1987年)、リチャード・ギアさん主演によるハリウッド版リメーク作品「HACHI 約束の犬」(ラッセ・ハルストレム監督、2009年)などがある。

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