新屋の古民家がカフェに 「わわわ」開店、ジャズとうどんも

古民家らしい和風のたたずまいが残る店内。中央は芳賀さん
 秋田市新屋表町の古民家・渡邉幸四郎邸を改修したカフェ「町家カフェわわわ」がこのほどオープンした。店内に大きなスピーカーが置かれ、ジャズなどを聴きながらコーヒーを味わえる。かつて新屋地区で製造された味を再現した「新屋うどん」も提供。店主の芳賀洋介さん(44)=秋田市=は地元の資源を生かし、県内外から人を呼び込みたい考えだ。

 渡邉幸四郎邸は市の新屋ガラス工房に隣接する。1890年に建てられ、1963年まで酒蔵として使われた。木造一部2階建ての空き家で、近年は住民や秋田公立美術大生がイベント会場として活用している。

 芳賀さんは2015年から、木造の町家が多く残る新屋地区で町歩きイベントなどを企画。17年には新屋ガラス工房内に「喫茶わわわ」を開業したが、渡邉幸四郎邸のたたずまいに心引かれ、いずれはここで店を開こうと検討してきた。

 今年3月に喫茶わわわを閉め、準備に掛かった。座敷の畳を板に張り替え、テーブル席も設けてカフェに改修。池付きの和風の中庭が見える窓側にカウンター席を設けた。8月末から土・日曜のみの営業を始め、9月下旬からは毎日営業している。

 高さ約1・5メートルの大きなスピーカーとターンテーブルが置かれ、常時ジャズなどの音楽が流れる。芳賀さんが実行委員長を務めたジャズイベントの映像や音声も流す。隣の部屋は中古レコード店にし、カフェで試聴できる。

 コーヒーのほか、新屋うどんも提供。江戸期から1970年ごろまで新屋地区で製造されていたうどんを、特徴が似た乾麺で再現した。しこしこした食感の麺に、あっさりしたつゆを合わせた。

 芳賀さんは「店で提供する料理の食材も、いずれは新屋周辺の農産物を使いたい。来店者に町歩きも提案し、新屋に人を呼び込みたい」と意気込んだ。

 営業時間は午前11時~午後2時(土日祝日は午後6時まで)。無休。レコード店は土日祝日のみ営業する。

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