今も続く親交 高校野球99年決勝「秋田―鷹巣」再戦へ

秋田高と鷹巣高が対戦した1999年の秋田大会決勝
 秋田市のさきがけ八橋球場で22日、1999年全国高校野球選手権秋田大会決勝を戦った秋田高と鷹巣高(現秋田北鷹高)の当時のメンバーが再び戦う。当時秋田の監督だった小野巧さん(64)=同市泉、元県高野連会長=が、監督生活をスタートしたのが鷹巣だった縁もあり実現した。小野さんは「印象深いあの試合のメンバーで再会できるのはうれしい」と話している。

 小野さんは80年4月に鷹巣の監督に就任。創部当初は専用のグラウンドがなく、就任から2年ほどは近くの町営球場や公園、陸上競技場の芝生などで練習した。用具をリヤカーで運んでいたことから「地域の方からはよく『リヤカー野球部』と言われていた」と懐かしむ。

 苦難の時代を乗り越えて力をつけた鷹巣は99年、悲願の初優勝を懸け、秋田大会決勝に進出した。相手は小野さんが率いる秋田。試合は終盤に秋田が逆転し、3―1で18度目の夏の甲子園出場を決めた。スタンドには鷹巣時代の教え子も多く駆け付け、「創部当初のことが鮮明に頭を巡り、感慨深いものがあった」と小野さんは振り返る。

 大会後、小野さんは「ぜひまたこのメンバーで試合をしよう」と、当時鷹巣の監督だった野中仁史さん(50)=県保健体育課主任指導主事=に提案。野中さんが快諾し、20年後の試合の開催が約束された。決勝戦を機に両校の選手たちの交流も始まり、20年たった今も仕事などでつながりがあるという。

 22日の試合には当時2、3年生だった選手やマネジャーらが集結。秋田17人、鷹巣19人が当時のユニホームを着て試合に臨む。99年の秋田の主将で、再現試合実行委員会代表の伊東裕さん(38)=秋田高野球部監督=は「あの決勝戦があったからこそ、今も続く親交が生まれた。さらに絆を深めたい」と話した。

 試合では軟式球を使い、九回制で実施する。試合開始は午前10時。入場無料。

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