古民家が“サーファーの拠点”に 由利本荘の男性が民泊事業

施設ではサーフショップも営業している。右は桧山さん
 秋田県由利本荘市岩城二古(ふたご)のスポーツインストラクター桧山英宏(えいこう)さん(45)が今月、築125年の古民家を改装して民泊事業を始めた。由利本荘地域では初めて。サーフショップを併設しており、裏手に広がる海ではサーフィンなどを楽しめる。桧山さんは「時間を気にせず、一日中、海に親しんでほしい」と話している。

 桧山さんは秋田市出身。19歳のころ、当時住んでいた神奈川県でサーフィンを始めた。サーファーとしてコンテストに出場するため国内外を回る中で、古民家を改装したサーフショップや、サーフィンやボードの上に乗ってパドルをこぐウオータースポーツを体験できるスクールが各地にあることを知った。

 「ショップとスクールの機能を持った民泊を始めるのが夢だった」と桧山さん。20年以上前からサーフィンをするため岩城周辺の海を訪れていたところ、空き家の古民家があることに気付いた。

 今年6月、千葉県在住の所有者の男性が岩城に戻ってきた際、桧山さんが民泊の構想について話すと、古民家を貸すことに快く応じてくれた。その後、サーファー仲間と1カ月以上かけて、照明の設置や畳の張り替えなどを行った。

 古民家は木造平屋建て、延べ床面積約300平方メートル。広い土間や黒ずんだはり、いろりなどからは趣が感じられる。一方、サーフボードが置かれていたり、壁に白い貝殻の装飾が施されていたりと、海辺の建物らしい雰囲気も漂う。宿泊用の和室2室のほか、テーブルやいろりがあるリビングルーム、キッチン、風呂などを備える。

 桧山さんは2017年にウオータースポーツのスクール「glassy(グラッシー)」を開設しており、サーフィンやカヤックの指導も行う。

 1泊4千円、小学生未満は2千円(税込み)。食事の提供はないが、持ち込み可。

 桧山さんが経営しているサーフショップ「BLUE DOOR SURF(ブルー・ドア・サーフ)」は、オープンに合わせてJR秋田駅前から由利本荘市岩城二古の民泊施設に移した。

 場所は、道の駅岩城の南約1キロにある国道7号沿い、二古踏切のそば。宿泊予約やウオータースポーツの申し込み、問い合わせはグラッシーのウェブサイトから。

由利本荘市

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