盛岡の夏祭り大盛況 さんさ過去最多149万人来場

大勢の観光客らでにぎわった第42回盛岡さんさ踊り=4日
 第42回盛岡さんさ踊り(1~4日)は149万1千人(実行委調べ)が来場し、過去最多の人出となった。11日に行われた第34回盛岡花火の祭典も7万5千人と過去最多レベル、10日の第30回玉山夏まつりは1万7千人で、いずれも大いににぎわった。東日本大震災を経て開催された東北六魂祭や東北絆まつりなどを通じ、盛岡の祭りの魅力が広く知られるようになり、観光客の増加につながっている。

 今年のさんさ踊りは延べ253団体、3万5500人(太鼓1万2200人、笛2400人、踊り2万900人)が参加した。週末と重なる曜日配列で好天にも恵まれ、来場者は4日の39万5千人(前年比7万4千人増)を最多として、3日は39万4千人(同4万9千人増)、2日は36万2千人(同4万人増)、1日は34万人(同2千人減)。総計では前年を16万1千人も上回る大盛況だった。

 東北6県の代表的な祭りと比べても、青森ねぶた祭り(285万人)、仙台七夕まつり(224万9千人)に次ぐ人出。前年比の増加率ではさんさが12・1%と、11%の仙台七夕を上回り東北トップとなった。

 にぎわいの一因として、盛岡商工会議所の谷村邦久会頭は「魅力や知名度が全国区になってきたようだ」と指摘する。仙台七夕や山形花笠(はながさ)まつりなどと比べ、さんさは大規模・観光化された祭りとしては後発だ。震災後の2011~16年に行われた東北六魂祭、その後継の東北絆まつりなどを通じ、国内外の観光客が「世界一の太鼓集団」と踊りの魅力に触れ、リピーターを生んだとみられる。

 谷村会頭は「参加団体の個性も一層際立ってきている。よりめりはりの利いたパレードになった」と実感する。

盛岡市

岩手
盛岡市のイベント情報
岩手
初競り 「江刺りんご」140万円 盛岡・過去最高値を更新
岩手
冬の訪れ告げる使者 盛岡・高松池にハクチョウ飛来
岩手
コラボパン、お味いかが 白石食品工業、学生有志と共同開発
岩手
南昌荘で紅葉ライトアップ 盛岡、10日まで