幻想的なオーロラや氷山、ペンギンの群れも 南極観測隊同行、大久保記者が写真展

大久保記者(右)と安藤委員長が南極での生活を紹介したギャラリートーク
 2024年12月から約4カ月間、第66次南極観測隊に同行取材した秋田魁新報社の大久保瑠衣記者が南極で撮影した写真、映像を展示する企画展「南極にて―第66次観測隊同行記録―」が7日、美郷町学友館で始まった。この日は大久保記者らによるギャラリートークも開かれた。企画展は21日まで。

 幻想的なオーロラや氷山などの壮大な景色と、観測作業に取り組む隊員の姿を収めた写真パネル約40点を展示。観測船「しらせ」とペンギンの群れを同じ画角に収めた貴重な1枚もある。

 昭和30年代に南極海で出稼ぎ捕鯨に従事した美郷町出身者に関する記事、町が所有するマッコウクジラの歯などの資料も合わせて展示している。

 ギャラリートークでは、第51次観測隊に同行した秋田魁新報社の安藤伸一・統合編集推進委員長と大久保記者が、南極生活でのエピソードを紹介。「しらせ」船内や昭和基地の映像を示しながら同行した当時を振り返った。

 船体を前後に行き来させながら氷を砕く「ラミング航行」について、大久保記者が「昭和基地にたどり着くまで645回行った」と話すと、安藤委員長は「自分の時は2千回以上。ほとんど進めない日もあり、ペンギンに追い越されるほどだった」と回想し笑いを誘った。来場者は「オーロラは肉眼ではどのように見えるのか」「気象状況はどうだったか」などと熱心に質問していた。

 午前9時~午後5時。月曜休館。入館無料。14日午後1時半からも大久保記者らによるギャラリートークを行う。

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