おから生地でもちもち 新作ピザ、洋野町のアグリパークおおさわで販売スタート

試食会では「生地がもちもちでおいしい」と好評だった
 洋野町種市の町ふるさと交流館アグリパークおおさわ(十文字正勝館長)は、おからを生地に使ったピザの販売を始めた。手作り豆腐の製造過程で出たおからを使う。地元の山菜や海産をトッピングに取り入れ、食材を有効活用しながら、地域の魅力が詰まった逸品に仕上げた。

 23日から販売を開始した。前日に地元関係者を招いて試食会を開き、ギョウジャニンニクやタラノメがのった「山菜」、ホヤがメインの「海鮮」、定番の「ツナマヨ」の3種類を提供。「生地がもちもち。ボリュームがある」「山菜の歯応えがいい」といった感想が出された。

 同館は宿泊、入浴施設を備え、旧種市町が建設して1998年4月オープン。産直施設では、おからを使った串餅を提供してきたが、さらなる有効活用と若者にも好かれるメニューを生みだそうと約2カ月前から構想を練ってきた。

 そば打ち体験ができる「たいけん館」で1日10ホール数量限定で販売する。1ホール千円、1ピース200円。問い合わせは同館(0194・66・2662)へ。



おからを使ったピザ。山菜や海産物も地元食材を使う

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