ダイコン題材の絵画やオブジェ大集合! 県立近代美術館

ダイコンをテーマに多彩な作品が並ぶ「大根ビネーション展」
 ダイコンをモチーフにした絵画やオブジェなどが並ぶ「からだじゅうであじわう 大根ビネーション展」が、秋田県横手市の県立近代美術館で行われている。来年1月28日まで。

 近代美術館を中心に県内のNPO法人や学校が協力し、障害の有無に関わらず美術を楽しみ学び合う場を創造する「みんなのキンビ」プロジェクトの一環。地域のルーツ(根)が太く大きく育つようにと、今回はダイコンをテーマに設定した。

 写真や絵画、デザインの展示のほか、関連する伝統文化や慣習をパネルで紹介している。会場の入り口付近では、五城目町の高性寺に奉納されたダイコンが描かれた絵馬を展示。秋田公立美術大(秋田市)の学生らが制作した全長約5メートルのオブジェは、発光ダイオード(LED)で白く光り来場者の目を引いている。

 会場の一角では、秋田市の映像制作会社アウトクロップが伝統野菜「沼山大根」の復活を追ったドキュメンタリー映画を上映。このほか、展示室に流れるいぶりがっこのそしゃく音に合わせて光る箱の展示など、ユニークなコーナーが設置されている。

 訪れた潟上市の佐藤奈月さん(18)=秋田公立美術大付属高等学院3年=は「触れたり、体験できたりする作品が多彩で面白かった」と話した。

 午前9時半~午後5時(最終入場4時半)。観覧料は一般500円、大学生以下無料。会期中は半券を提示すれば何度でも入場できる。12月29日~来年1月2日と来年1月16~25日はメンテナンスなどのため休館。

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