「カダーレ」に待望のカフェ開業 飲食店撤退から1年

今月1日にオープンしたイタリアンカフェ「LABORATORIO」
 秋田県由利本荘市文化交流館カダーレ内に今月、イタリアンカフェがオープンした。来月初めには別のカフェの開業も控える。JR羽後本荘駅に近い好立地にありながら、昨年6月には唯一のレストランが撤退。市民からは飲食できる場を求める声が根強く、カダーレの大場ひろみ館長は「これを機に施設全体が活性化してくれれば」と期待を寄せる。

 1日にオープンしたのはイタリアンカフェの「LABORATORIO(ラボラトリオ)」。北口そばにあった旧喫茶コーナーを活用し、イタリアのサンドイッチ「パニーニ」をはじめ、ティラミスやパンナコッタといったデザートを販売している。

 手掛けたのは市内でイタリア料理店を経営する市出身の村上茂さん(42)。地元食材に、新たな価値を生み出すための挑戦の場にしたいと開店を決意した。店名はイタリア語で「実験室」を意味するという。

 パニーニを主力商品にしたのも、具材を変えることでさまざまな食材を生かすことができるから。現在は市内で親しまれる親鶏や、東由利地域の特産品・フランス鴨(がも)を使用している。

 村上さんは「ラボラトリオのオープンが結果的にこの地域の活性化につながってくれればいい。カジュアルな店なので、コーヒー1杯からでも遠慮なく来店してほしい」と話している。

 ラボラトリオそばの旧レストランがあったスペースに来月オープン予定なのは、カフェレストラン「ココワフタツメ」。由利本荘市本田仲町の居酒屋「マナイタ」(渡邊嵩代表)の2号店となることから名付けた。カレーやハンバーグ、ドリアなど洋食をメインに提供する。

 店のコンセプトは「親子連れがゆっくりと過ごせる空間」。キッズスペースを設けるほか、店オリジナルの離乳食も提供する。母親たちの手助けになればと、元保育士のスタッフも採用したという。

 市出身の渡邊代表(34)は「家族連れはもちろん、地元高齢者など多世代が集う場にしたい。市を盛り上げるためイベントなども企画していきたい」と意気込む。

 カダーレは2011年開館。当初から入居していたレストランが昨年6月、営業拠点の集約化を図るため撤退。カダーレには、利用者から飲食店開業を望む声が寄せられていたという。

 ラボラトリオの営業時間は午前10時~午後4時(ラストオーダーは3時半)。定休日は第2、4火曜日。テークアウト可能。ココワフタツメの営業時間は午前11時~午後5時で火曜定休となる予定。

由利本荘市

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