北上駅に階段アート 東北線一ノ関―盛岡間開業130周年

北上駅に展示している階段アート作品「舞」。北上の魅力を伝えるデザインが来訪者を出迎える
 JR東北線一ノ関-盛岡間が今年、開業130周年を迎えるのに合わせ、北上市の北上駅(山口一駅長)は地下東西連絡通路の階段に北上の魅力を伝える階段アートを施し、11日に公開した。同市出身の会社員村谷由里さん(24)=愛知県刈谷市=らの作品を採用。同日はハイグレード車両「なごみ(和)」も特別運行され、華やかに彩られた駅が多くの家族連れらを迎えた。

 階段アートは、全国から44作品の応募があり、最優秀賞に選ばれた村谷さんの「舞」(縦約3メートル、横約2・5メートル)を新幹線ホーム側の階段23段の側面に原寸大で再現した。除幕式で山口駅長と石田亨JR盛岡支社長、高橋敏彦市長がテープカットした。

 作品は展勝地の桜並木の下で鬼剣舞の踊り手が舞い、春の訪れの喜びを躍動的に表現した。優秀賞2点は東北線0、1番線側の階段に施した。展示期間はともに約1年。

 開業130周年を記念して一ノ関-盛岡間を「なごみ(和)」が特別運行され、北上翔南高鬼剣舞部などがホームで演舞し、乗り換えの乗客らを歓迎した。

 東口改札付近では「北上駅の歩み新聞展」を31日まで開催し、東北線や東北新幹線の変遷を伝える岩手日報の紙面を掲示する。

 山口駅長は「周年に合わせた企画を通して、駅利用者がもう一度北上を訪れたいと思うきっかけになってほしい」と期待する。

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