タウン誌 愛され200号 「ダ・なす」表紙一新、のんさん特集

デザインを一新した7月号の表紙
 久慈地域の月刊タウン誌「DANASS(ダ・なす)」(久慈市、高橋新(あらた)編集長)が25日発売の7月号で創刊200号に到達した。2003年11月の創刊以来、生活情報や文化、歴史など地域の魅力を幅広く紹介。東日本大震災時の発刊危機などを乗り越え、地元住民に愛される名物誌として定着した。

 7月号はB5判56ページ。デザインを一新し、新たな門出を祝うような小袖海岸の朝日が表紙を飾った。記念特集は女優・のんさんのインタビューで、「新しい生活様式」での過ごし方や第二の古里・久慈への思いなどが詰まった、市民やファン必見の内容となっている。

 特別企画で地元特産品の読者プレゼントや誌面などで活用するオリジナルキャラクターのイラストコンテストも実施。誌面構成を一部刷新し、編集長にこれまで副編集長だった高橋さん(40)が就いた。創刊から編集長を務めた下舘洋一さん(72)は発行人兼主幹として引き続き出版に携わる。

 雑誌名は地域の方言「んだなす」が由来。巻頭の特集記事や寄稿の連載、イベント情報のほか飲食店で使える割引クーポンも人気を集める。定価は350円で、発行部数は約2千部。

 下舘さんは「震災直後の発行危機を乗り越えたことが一番の思い出。皆さんのおかげです」と感慨深げに語り、高橋さんは「共感を得られる誌面づくりを大切にしたい。同じ思いを持った人々を緩やかにつなぎ、心地よい社会につながるような発信をしたい」と意欲を新たにする。

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