古代の生活示す出土品 「蝦夷」のテーマ展、土器や石器を紹介

蝦夷が使っていた土器を鑑賞する来場者
 花巻市大迫町の市総合文化財センター(平野克則所長)は、古墳後期から平安期に律令国家が東北地方の住民を指した「蝦夷(えみし)」のテーマ展を開いている。約1000~1300年前の素焼きの土器や住居跡の写真などを展示し、豊沢川流域で暮らしていた蝦夷を紹介している。

 同川流域の古墳や遺跡から出土した、古墳時代の土器の土師(はじ)器や黒曜石の石器など52点を展示。北海道の影響で頸部(けいぶ)に格子目模様がある土師器もあり、海を越えた交流があったらしい。

 両親と鑑賞した小原史織さん(一関一高付属中2年)は「教科書で見るような土器がたくさんあった。昔の人の生活の様子が分かった」とうなずいた。

 同センターの橋本征也学芸員(51)は「花巻市に古くから人が住んでいたことや、古代の生活に理解を深めてほしい」と話す。

 9月23日まで。午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料は一般200円、小中高生100円(花巻市内の小中高生は無料)。問い合わせは同センター(0198・29・4567)へ。

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